自分史ラジオとは
このたび、自分史ラジオの公式サイト(jibunshiradio.com)を立ち上げました。
このサイトは、2022年8月から配信しているポッドキャスト番組「自分史ラジオ」を基盤にしています。
「自分史ラジオ」は、老若男女その他いろいろな方の人生を聞くポッドキャスト番組です。
この番組では、ゲストに子供の頃に好きだったモノ・コトや人生のターニングポイントについて語ってもらっています。
毎回1人のゲストを迎えて、2週に分けて前編・後編を配信しています
(2023年7月現在:毎週火曜日の朝7時に配信)。
対話とコミュニケーション
僕は若い頃から、居酒屋で偶然隣に座った人々の苦労や自慢話を聞くことが好きでした。初対面のおじいさんが戦争時代の話をしてくれたり、年配の女性が初恋の思い出を喜んで語ってくれることもありました。これらの楽しいコミュニケーションを僕は「記憶のお裾分け」と呼んでいました。
社会人になり、事務機器販売の会社に就職した際、ある会社の社長室に山岳写真が飾られているのに注目し、「綺麗な写真ですね」と感想を述べたことがきっかけで、社長からカメラの趣味について2時間も話を聞く機会を得たこともありました。その結果、帰りには意図せずにコピー機の契約を獲得していたのです。
自分自身はあまり気づいていませんでしたが、他人との楽しい対話が得意なことに、大人になってから気づきました。
ポッドキャスト開始
子供の頃からラジオが大好きで、50代になった今でも毎日ラジオ番組を聴くことは欠かしません。49歳の時に「ヤッシーは人とのおしゃべりが好きだしラジオも好きだから、自分でラジオ番組をやればいいじゃん」と言われました。僕は単純な考え方をしているので、すぐにポッドキャストを始めることにしました。
パソコンやスマホがあればひとりでお金をかけずに世界中に配信ができるポッドキャストという方法は、特に有名でもない僕が手っ取り早く発信できる方法として最適です。録音の方法や音声の編集、配信方法については全てインターネットや書籍から学びました。今でも毎日試行錯誤していますが、楽しい刺激に満ちています。
番組について
番組がスタートしてから10ヶ月が経ちましたが、自分史ラジオはたくさんの方々の人生の物語や感情を共有し、ゲストの人生を振り返る機会をいただきました。最初は興味から始めた番組でしたが、ゲストと一緒に笑いながら彼らの過去や様々な経験を肯定することは、僕にとっても新鮮な体験でした。
番組開始前に決めた約束事として、「ゲストが話したいことを話す(=話したくないことは聞かない)」「台本は用意しない」という2つがあります。会話中に大幅な脱線をしても問題ありません。
思い出を辿りながら、当時の記憶がよみがえる瞬間に立ち会うことは、喜びに他なりません。僕はそれを「記憶の蓋が開く」と表現しています。ゲストの記憶が次々と蘇ってくると、僕の脳裏にも同じ映像が浮かぶ錯覚に陥ることがあります。もちろん、ゲストと僕の頭の中で浮かぶ映像は異なるのですが、その一体感は台本通りの進行では味わえないものです。
収録後に「楽しかった」「話をすることでスッキリした」と言っていただけるのは、毎回のご褒美です。しかし、実は僕自身も心から「こちらこそ本音で話してくれてありがとう」とゲストに感謝しています。
サイトの目標
今回立ち上げた自分史ラジオのサイトでは、ポッドキャストの最新情報を中心に、「自分史&ラジオ」というキーワードに関連するテーマに沿った、個人史、対話、傾聴、就活、終活、などについての情報も発信する計画です。このサイトを通じて、自己探求や人生の振り返りをサポートし、多くの人々が自身の過去や経験に向き合い、成長や自己啓発を追求できる環境を提供したいと思っています。
以上が、自分史ラジオのサイト設立の背景です。
自分史ラジオの公式サイト(jibunshiradio.com)を通じて、さまざまな人々の物語と経験を共有し、人生の意味や自己成長について考えるきっかけになったら嬉しいです。
2023年7月 ヤッシー
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